新卒でクビになったときに必要なこと

不景気が長引いたことで、人材が非常に流動的になりつつあります。これは言い換えると「入社してもいつクビになるか分からない」ということでもあります。

実際に、新卒で入社はしたものの、1年を待たずにクビになってしまったという相談を各所で目にするようになりました。新卒でクビになったとしても、第二新卒枠というのものがあるので、転職するときにはあまり困ることはないでしょう。

どれだけ不景気であっても「正社員」として雇用契約を結んで試用期間中に入ったとしても、早々クビにすることはできません。

試用期間中にも不慣れから起きる不注意などの不利益は考慮すべきといった内容が過去の最高裁判所の判例によって定められていることからも、企業側が自社の都合で従業員を好きに辞めさせることはできません。

新卒で入社まもなくクビになるということは非常にマイナスポイントになってしまいかねないのです。しかし、当然ながら、クビにされるにも様々なケースがあります。明らかに会社都合によるもの、自分自身に責任があるものと大きく2つに分けることができます。

このときに注意したいのが自分自身に責任がある「自己都合の退職」です。自分の何が悪かったのかをしっかりと把握していないと、転職活動で失敗する可能性が非常に高くなります。自分のミスをしっかりと認められる人格の持ち主なのかどうかで、次のステップへの難しさも変わってきます。

会社都合であれ自己都合であれ、退職したなら次のステップへの行動は早いうちに起こすようにしましょう。新卒でクビになった場合、非常にショックを受けることは想像できますが、反省すべき点を早めに把握して、どのように改善したら良いのかを自分なりに答えを出して、転職活動に活かすようにしていきましょう。

転職活動を行なうときに最もされる質問に「退職理由」があるからです。会社が経営難になって倒産したケースならそのまま伝えれば良いので難しいことはありません。

他の会社都合によるものでも自分に責任が無いことをしっかりと説明してくれることが大半です。クビにされるときにしっかりと理由を聞いておくことも重要です。

自己都合による退職の場合、病気や怪我が原因なのか、それ以外の理由によるものなのかによって人事の印象も変わってきます。病気や怪我は企業側が従業員をクビにできる理由となりますが、転職活動においては、マイナスになるとは限りません。

どういった経緯で怪我や病気をしたのかをきちんと説明できることが大切です。それ以外が理由の場合は、様々なケースが存在しますが、先に触れたように「他の人からの注意などをしっかりと聞いて改善できない性格」の場合、転職の面接で退職の理由を聞かれても、納得できる返答を返せないでしょう。

それを防止するためには、もう一度、自己分析などをやり直して、職業への適正などを把握し直す必要があります。あとは独力で転職活動はしないことも重要です。

よほど自分のスキルなどに自信がない限り、独力での転職活動はしないほうがベターです。ほとんどの場合、失敗してしまいます。大半の人はハローワークの活用をしていくことになるでしょうが、それだけでも足りません。

ハローワークは公共機関であるが故に、一定の書面手続きさえ行なってしまえば、企業の実態がどのようなものであっても求人として扱わなければならないので、ブラック企業の求人を無くすことができないのです。

また、よく言われることにハローワークは担当する職員のレベルに非常にバラつきがあるため、親身な対応をしてくれるのかは、運次第になってしまう要素が非常に強くあります。

そこで転職サイトや転職エージェントなどを積極的に活用していくようにすることをお勧めします。企業の情報が豊富なのも魅力的ですが、転職に関するノウハウが充実していることがお勧めの理由です。

転職をする人の事情は非常に多く、それらの事情を把握しながら企業が求める求人とマッチングを行なってきた転職エージェントでは、職務経歴書の書き方や履歴書の書き方といった基本事項から教えてくれることを基本として、その他にも面接での注意点、自己分析のやり方、どのようなスキルがあるのかというカウンセリングなど、多様なサービスを受けることができます。

これらのサービスを活用しながら、転職活動を行なっていけば、成功する確率をグンと上げることができるでしょう。また、第二新卒の転職ノウハウを公開してるサイトも多いので、自身でチェックしてみることを奨めます。

新卒入社で1年待たずにクビ、というのは確かに外聞が悪いことです。しかし、事情は十人十色ですから、クビという事実に囚われすぎて次のステップに進めないのは、とても勿体ないことです。全く気にしないのも問題ですが、反省すべき点を抑えたなら、顔をあげて堂々と次へ進んでいきましょう。

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